顎関節症のセルフケア
顎関節症のセルフケアとして日常生活で気をつけることをいくつか紹介します。
・関節と筋を安静にする
関節や筋に痛みを感じた場合には、まずは安静にしておくことが整形外科的な大原則になります。つまり、顎の使用を最小限に抑えて、痛みを悪化させるようなことをせずに、自然緩解を待つということです。たとえば足首の捻挫と同じように、安静するだけで症状はずいぶんと緩和します。
・柔らかい食事をとる
顎関節症でとくに避けるべきなのは、噛みごたえのある肉や生野菜、
そしてフランスパンの皮の部分などの前歯で噛みきらなければならないような固いものです。
そのほかにも長く噛まなければならないものも避けた方が良いとされます。
できるならば、おかゆ、うどん、スープ、柔らかい煮物、ヨーグルトなどといった
ほとんど噛まなくてすむような食べ物が有効です。
こうすることでも顎関節と筋肉は安静に保たれますので、自然緩解しやすくなります。
・ガムは禁止
チューインガムは、顎関節や筋肉を酷使させ疲労したり、
微小外傷を与えてるなどして痛みを発現させることもあります。
・あくびなど大開口は禁止
あくびをすると、筋肉や関節の靭帯は通常以上に引き伸ばされて、組織が断裂したりもします。
そうなることを防ぐためにもあくびをするときには以下の方法を取るようにしましょう。
・こぶしを顎の下と胸にあてるような体制にして、こぶしの押す力に逆らってあくびをするように
します。こうすることで顎がこぶしに支えられ、過開口を避けることができます。
こうすることであくびをすることもできますし、過開口を妨ぐこともできます。
・手が塞がっているときにどうしてもあくびをしたくなった場合には、
顎を胸にくっつけるようにしてあくびをすれば、胸が顎を支えてくれますので
やはり同様に過開口を防ぐことができます。
・上記のほかにも、舌先を上顎前歯舌側につけた状態で、舌先が離れないようにあくびをするという方法も有効です。